五条大橋(京都府京都市下京区下材木町)

1185年(文治元年)10月11日の今日は、堀川夜討ちのあった日です。

この夜討ちは源義経の命を狙ったものでした。
平家打倒の立役者となり増長した弟・義経を疎ましく思った源頼朝は、家臣の土佐坊昌峻に義経暗殺令を出したのです。


暗殺を果たすべく京に入った昌峻ですが、義経に屋敷へと呼びつけられて「自分を討ちに来たのだろう」と詰問されました。
「熊野詣に来ただけで、刺客ではない」という旨の誓いの紙を七枚も書いて、なんとかその場を切り抜けます。
この時代、誓いを破れば神罰が下ると信じられていたので、誓いの紙を書くということは信用に値する行為だったのです。

義経の屋敷から釈放された昌峻は、先ほどの誓いを無視して夜討ちの準備を進めます。
義経は誓いの紙を書いた昌峻を信じこんでいたので、酒を飲んで寝ていました。

この危機を救ったのが、側室である静御前です。
静御前は用心のために、侍女を偵察に出して昌峻を見張っていたのです。
そして夜討ちを察知した静御前は、熟睡する義経に鎧や兜を投げつけて叩き起こしました。
なんとか戦の準備が間に合った義経は昌峻一行を撃退するのでした。


堀川夜討ちは失敗に終わり、返り討ちにあった昌峻は六条河原で斬首となります。
結果として、昌峻に神罰が下ることになりました。




五条大橋は、弁慶と牛若丸(義経)の決戦の場です。
道路の真ん中に銅像があります。
下を流れる鴨川が、とても良い雰囲気でした。


【今日の人物】

源義経(みなもとよしつね)

平安~鎌倉時代の武将。
兄である頼朝と共に平家を打倒して、源氏の英雄となりました。
京都の五条大橋で弁慶と決闘をした逸話はあまりにも有名です。
敗れた弁慶は、義経の忠臣となりました。



【オススメの本】
水谷俊樹さん原作の
「源義経」
が分かりやすいです。


戦の天才にして、悲運の武将・源義経!
源平合戦の英雄の、短くも激しい生涯を、現代的絵柄でコミック化!
監修の加来耕三先生による解説も必読!!


絵がアニメ調で読みやすいので、義経を知らないお子様には良い本だと思います。
お話自体もあまり長くないので、最初に読む本としてオススメです。


・・・ということで、今日は堀川夜討ちで義経が命を狙われた日。
義経の命を救った静御前のように、私も機転が利く人になりたいと思います!!