九度山・真田ミュージアム(和歌山県伊都郡九度山町)

1614年(慶長十九年)10月9日の今日は、真田幸村が九度山を脱出した日です

関ヶ原の合戦後、西軍について敗れた真田幸村は紀伊の九度山で謹慎となりました。
山奥での生活は貧しくてつらいものです。

さらに、共に謹慎となっていた父である昌幸の死が追い討ちとなり、希望をなくした幸村は酒浸りの自堕落な生活に身を落とします。


そんな謹慎生活が始まってから14年後・・・。
ついに九度山に豊臣家の使者が到来しました。
大阪の陣で徳川家と戦うべく、豊臣陣営に幸村をスカウトしにきたのです。

豊臣家は黄金200枚と銀30貫(現在の価値で約四億円)もの支度金を提示。
さらに、戦に勝てば50万石の領地を与えると約束をします。
破格の条件を快諾した幸村は、再起の思いに胸を震わせました。

しかし、謹慎の身だった幸村には徳川家の見張りがついています。
そこで「身内に祝い事がある」と言って、九度山に住む人々と見張りを招いて大宴会を開きました。
皆に酒を振る舞って泥酔させた隙に、幸村はついに九度山を脱出したのです。



幸村は長年の謹慎生活のうっぷんを晴らすべく、大阪の陣で大暴れするのでした。



九度山・真田ミュージアムは、真田家にまつわる話や大坂の陣についてなどいろいろと詳しく展示されておりとても興味深いです。
施設は新しく、とてもきれいです。


【今日の人物】

真田幸村(さなだゆきむら)

安土桃山~江戸時代の武将です。
徳川軍を二度も打ち破った真田昌幸の次男。
関ヶ原の合戦で西軍について敗れると、九度山で謹慎となりました。
九度山を脱出し大阪の陣で豊臣方につくと、獅子奮迅の活躍をして日本一の兵と称えられるようになります。



【オススメの本】
すずき孔さんが書かれた
「マンガで読む真田三代」
が分かりやすいです。

歴史ファン、戦国ファンに高い人気を誇る真田三代(真田幸綱[幸隆]、真田昌幸、真田信繁[幸村])の時代と人物を漫画でわかりやすく紹介する1冊です。

本書の通読により2016(平成28)年のNHK大河ドラマ「真田丸」(三谷幸喜氏脚本)の理解も、いっそう進む構成となっております。

著者のすずき孔氏は、戦国時代への造詣が深く、これまでも歴史コミックの制作を手がけておりましたが、本書はその集大成として綿密な作り込みがなされています。
監修は大河ドラマ「真田丸」の時代考証も担当している平山優氏が担当。
巻末には真田関連年表、真田関連人物事典、真田関連史跡ガイドなども収録しています。


それほど多くないページ数の中で、必要な情報がしっかり盛り込まれています。
絵も丁寧に描かれているので読みやすいです。
日本史の知識がない小学校・中学年のお子様も楽しく読める本です。


・・・ということで、今日は真田幸村が九度山を脱出した日。
謹慎中の質素な生活を耐え忍んだ幸村の気力を、私も見習いたいと思います!!